右の標識は、実際にスウエーデンの≪歩きスマホ注意≫という標識らしいです。
本来の標識の目的は街頭で歩きながらのスマホは交通事故の原因となる為にできた注意喚起標識ですが、現代病となってしまったストレートネックに対する≪首こり注意≫喚起をする標識でも良いかもしれませんね
①猫背のいろいろ
医療に携わる先生方からすると、もっと沢山の猫背症状があると指摘されそうですが、ここではわかりやすくざっくり3つの分類に分け、さらに結果として≪反り腰猫背≫の要因になっているという事を知ってもらえればいいと思います。
①‐1)首猫背
現代病とも言うべき≪ストレートネック≫症状の首猫背。スマホ・パソコ等の使用により、筋緊張による関節周囲の拘縮の為、首・肩周囲・腕などのこり、手指のしびれ、呼吸がしずらいなど色んな症状が現れます。
①‐2)背中猫背
一般的猫背で老化とともに進行してゆくタイプです。日本は畳文化の影響もありどうしても前かがみになっていることが多いかと思います。
①‐3)腰猫背
右のふてぶてしい猫の座ってる姿は可愛いですね。良く似た座り方をしている方は要注意ですよ。背中のコリや胸など息苦しい感覚を覚えたりしませんか?椅子奥まで深く座り背中はピンと背筋をリンと伸ばして座りましょう。
①‐4)結果的に反り腰猫背に?
アスリートがなりがちな反り腰は別としておきます。一般的な反り腰は、身体の
前面がかたくなる、お腹が重い為バランスをとる為に反り腰になる必要があるか
です。しかし、代償として腰痛や肩こり、息苦しさなど様々な症状がでてきます。正しい姿勢を心がけるのが一番の腰痛・肩こり対策かもしれませんね。
②大きくストレッチ
最初は、寝た姿勢からゆっくり手を引き上げながら足先から手の先まで伸ばします。腰は反らないで床からはなれないようにします。次に膝を立てて、ゆっくり左右に倒しながら首も同時に左右反対に倒します。呼吸もゆっくりあわせていきます。
③ポールを使用すると効果的
ストレッチポールやフォームローラーを使用すると効果的に背中全体のコリやハリがとれていきます。
④猫背対策のツボ
東洋経絡のツボで言うと中府(ちゅうふ)が一般的です。猫背は身体の前面の筋肉がかたまり、背中側が前面に引っ張られ続けられる事で肩が内巻きになってしまいます。鎖骨と脇下の丁度真ん中の少し凹み部分をゆっくり指で押すと肩周りが動きやすくなります。またその上の鎖骨下をほぐすと首の動きも良くなります。
⑥アウター・インナーマッスル
≪猫背≫姿勢の改善ポイントの筋肉群
範囲も広く臀部から肩周囲、身体の前面にかけて施術します。
≪期待できる症状の改善≫
・姿勢の改善、呼吸がしやすくなる
・首・肩こりの改善
・腕が上がりやすくなる
指圧マッサージは改善します。